ギターを持って歌う石塚さんと後方でコーラスを奏でる地元の人たち

 【益子】里山に育まれる町内の風土を見つめ直す15日開幕の「土祭(ひじさい)」を前に、その風土を表現した「ましこのうた」が9日、益子のコミュニティースペース「ヒジノワ」で披露された。都内のシンガー・ソングライター石塚明由子(いしづかあゆこ)さんが作詞作曲したアコースティックな作品は「土地の神様」が主人公。地域の人が奏でるコーラスと共鳴し合う。

 石塚さんは焼き物好きでしばしば町を訪れ、ヒジノワでライブも行ってきた。ましこのうたを作る転機は2016年秋、ありのままの町の風土を見て回る催し「風景遠足」に参加したことだ。石塚さんは「山や川、歴史といった風土が文化を形づくっている」と感じ、間もなく制作したという。 ましこのうたは「遠い 遠い むかしから お前を守っている 命の環(わ)を 繰り返し お前のもとが ここにある」といった詞。曲は石塚さんのアコースティックギターのほか、ウッドベース、バイオリン、マンドリンで奏でられる。