県都高齢化、初の自然減 16年人口、宇都宮市まとめ 

 出生数が死亡数を上回る自然増が続いていた宇都宮市が2016年、自然減に転じたことが15日までの市政策審議室のまとめで分かった。市人口の自然減は、同一形式のデータが残る過去26年で初めて。一方、転入が転出を上回る社会増は続いており、市人口は依然増加している。同審議室は「自然減の要因は、高齢化が進み亡くなる方が増えたためとみられる」としている。

 前年10月1日から翌年9月30日までを基準に集計する県統計課のまとめでは、県内市町で唯一、宇都宮市が自然増だった。しかしその後、死亡数が出生数を上回り、16年(1~12月)の市統計で自然減となった。

 同審議室によると、1月1日現在の市人口は51万9731人で、16年1月1日の51万9283人より448人増えた。内訳を見ると、16年の自然動態は出生4653人、死亡4733人で、80人の減。一方、社会動態は転入2万132人、転出1万9604人で528人増だった。