桜前線駆け抜け、春爛漫 栃木県内【動画】

 今年も県内を桜前線が駆け抜ける。さまざまな名所で満開となり、春爛漫(らんまん)の装いだ。

 宇都宮市の桜(ソメイヨシノ)は昨年より6日遅い3日に開花宣言。その後“春の使者”は春風に乗って県南、県央、県北地域の観光地や里山、山間、河川敷などに花の便りを届けた。

 レンズを通して見えたのは小山市を流れる思川の桜堤オモイガワザクラ、沿道に立ち並ぶ鹿沼市やさくら市の桜並木は圧巻だ。鏡のような池に映える那須塩原市の烏ケ森公園のソメイヨシノも美しい。大田原市の龍城公園では約280本のソメイヨシノが満開に。桜の開花時期は短く、宇都宮市の桜は一足早く花びらを落とし始めた。

 桜の季節は入学や卒業、入社、転勤など、親しい人の別れと出会いが交錯する。同じ桜も咲く場所や時間、見る人々の気持ちで違う表情を見せてくれる。万感の思いで薄紅色の花を見上げ、散りゆく桜を見送る人々の顔は穏やかにも見え、どこか儚(はかな)くもある。

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