あしかがフラワーパーク、新たな柱は「バラ」 演出工夫、東南アジアからの誘客も強化へ

 春のフジ、冬のイルミネーションで有名な、あしかがフラワーパーク(足利市迫間町)を運営する足利フラワーリゾート(同市田中町、早川公一郎(はやかわこういちろう)社長)は、同パーク事業の3本目の柱として「バラ」部門を強化する。5月下旬以降、ウェブ上などでバラ単独でのPRを始める予定で、フジの時季に連動する5月中旬~6月上旬の集客力アップを図る。また増加する外国人観光客の取り込み拡大のため海外向けのPRも拡充する。

 同社は、2018年4月開催のJRグループ大型観光企画「デスティネーションキャンペーン(DC)」を弾みに、外国人来園者数も2016年春の10万人から19年春には20万人に増やし、年間来園者総数150万人の安定獲得を目指す。

 広さ約9万4千平方メートルの同パークは安定した人気のバラに力を入れようと15年春、敷地の一角約2千平方メートルにローズガーデンを増設。現在400種2500株の育成を進めている。

 ほかのバラ園との違いを出すため規模や種類よりも演出にこだわる考えで、見頃の時季が重なるフジを皮切りにシャクナゲやツツジなどとの“競演”による見せ方を工夫し、「質と個性で勝負する」(早川社長)。

 さらにインバウンド(外国人誘客)も強化する。滞在日数の限られた外国人は天候に左右されず、来園する確率が高いため、今後、東南アジアからの取り込みを加速させる