矢板のシャープ栃木工場、テレビ開発強化 8Kなど少量多品種生産へ

 矢板市のシャープ栃木工場に拠点を置くデジタル情報家電事業本部の喜多村和洋(きたむらかずひろ)副事業本部長と宗俊昭広(むなとしあきひろ)国内事業部長は12日、千葉市の同社幕張事業所で開いた70型の8K映像モニター新製品発表会で、液晶テレビ開発の中核拠点として栃木工場の開発部門の体制を強化する考えを明らかにした。

 栃木工場の位置付けについて喜多村副事業本部長は「テレビの拠点には変わりない」と強調した上で、「特に(次世代の超高精細な画質である)8Kなどの次世代テレビや、IoT(モノのインターネット)に対応したテレビの開発がある」と述べた。

 また宗俊事業部長は「これまでと違った事業、ビジネスモデルをつくり、新しい分野には人を増やしていく」と今後、開発部門を増員する考えも示した。

 栃木工場は8Kなどパイロットラインでの少量多品種生産に特化するとともに、海外工場の生産技術を指導する役割を残していく。