温泉街を巡行する個性豊かな山車

 【那須塩原】塩原初秋の風物詩「塩原温泉まつり」が9、10の両日開かれ、福渡、塩釜、畑下(はたおり)、門前、古町の5地区が趣向を凝らした前飾りの山車を繰り出し、温泉街を練り歩いた。

 大正天皇の即位の大礼が行われた1915年に住民が山車を制作し、塩原御用邸に駆け付けたことが起源とされる。

 初日の9日は、祭りばやしと「わっしょい」という気勢とともに、不動明王や人気漫画のキャラクターなどをあしらった個性豊かな5台の山車が約6キロにわたり温泉街を巡行した。

 夫婦で訪れた水戸市吉沼町、会社役員船橋明(ふなばしあきら)さん(59)は「ねぶた風の前飾りなど山車が凝っている。地元の人の熱気がいいですね」と話していた。