明治安田J3は前半戦16試合を終了し、栃木SCは7勝6分け3敗、勝ち点27の4位で折り返した。ホームで迎えた後半戦初戦の第18節相模原戦(7月22日)を4試合ぶりの白星で飾り、順位は4位を維持して夏の中断期間に入った。中断あけの次節は19日、アウェーで最下位のYS横浜と対戦。チームの使命である「J2昇格」に向け、巻き返しを誓う。

 栃木SCはここまで18得点13失点。1試合平均は1・05得点、0・76失点。17試合終了時で1・23得点、0・58失点だった昨季より勢いは劣るが「去年よりいいデータは出ている。だが勝ちが少ない。理想の勝ち点は取れていない」と横山雄次(よこやまゆうじ)監督は振り返る。

 失点数13はリーグ3位。上位争いに絡んでいるのは全員守備の堅守で負け数を3に抑えているからだ。ただ、クロスやカウンターからの「安い失点」も散見され、G大阪U23戦では当時最下位の若いチームに3失点。時間帯では80分以降の失点が3試合と目立った。

 一方、決定力には課題を残した。シュート数はリーグ2位、CK数1位、ペナルティーエリア内進入数1位と、再三チャンスを演出しながら、決定率は14位と得点に結びついていない。

 8勝全てで1点差勝ちという粘り強さは光るが、優勝争いにはさらなる得点力が求められる。チーム最多4ゴールと台頭する2年目のMF西谷和希(にしやかずき)は「悪いながらにどうするかが大事。強いチームはそれができる」と引き締める。