学校給食で小学1年女児がアナフィラキシーを起こした事故で、謝罪する栃木市教委幹部ら=7日午後1時、栃木市役所

 栃木市教委は7日、同市立大平西小の5日の給食で、乳製品アレルギーのある1年の女子児童(6)に乳成分を含んだカレーを提供し、児童がアナフィラキシー(急性アレルギー反応)を起こしていたと発表した。児童は病院で診察を受け、軽症だった。

 同市教委によると、児童にはアレルギーに配慮したカレーを代替食として提供することになっていた。給食の約1時間後、担任教諭がせき込み、じんましんなどが出ている児童を発見。連絡を受けた母親が持参した補助治療剤の「エピペン」を注射して症状は沈静化、児童は病院で診察を受けた後、帰宅した。6日以降は登校しているが、給食は食べていないという。

 給食を調理する大平学校給食センターは、乳成分が入っていないカレールウを県学校給食会に注文したが、同会委託の配送業者が棚から食材を取り違えて乳成分の入ったルウを同センターに誤発送した。食材を受け取った市委託の調理業者らも確認を怠った。

 同市教委は業者らを厳重注意するとともに、同センター栄養教諭による食材の確認を徹底。また近日中に調査委員会を立ち上げ、原因の究明や対策を検討するとした。7日の記者会見で青木千津子(あおきちづこ)教育長は「多くの皆さまにご不安、ご心配をおかけし、おわび申し上げる」などと謝罪した。