中体連がサッカー「10地区対抗」復活 選手育て、指導者交流促す

 県中体連サッカー専門部は10月28、29の両日、県総合運動公園で約15年ぶりに「県中学校10地区対抗大会」を開催した。県サッカー協会主体のトレセン制度を補完する形でジュニア世代の育成強化を目指したもので、関係者は選手の地元への愛着を育み、指導者同士の交流促進にもつながると期待している。(生沢一浩(いけざわかずひろ))

 同専門部によると、大会(教室)が始まったのは20数年前で当初は4地区でスタート。その後、トレセン制度が本格化し各地区で選抜チームが発足したことを受け、2001年ごろを最後に開かれなくなったという。

 再開した理由について、県協会で3種の技術委員長も務める同専門部の御子貝和亮(みこがいかずあき)競技委員長(51)は「競技の普及強化に向け、中体連として何ができるかを考えた」と説明。スケールは小さくとも選手に「代表」としての誇りを植え付け、トレセンメンバー以外の選手も選出することで底上げや活性化につながると判断した。

 参加したのは宇河、下都賀、那須、芳賀、足利、塩谷、日光、鹿沼、佐野、南那須の計10地区。試合時間を短くし、交代の人数制限をなくすなど、より多くの選手に実戦の機会を与えることに重点を置いた。