実力伯仲、接戦の展開か 22日準決勝を展望 高校野球栃木大会

実力伯仲、接戦の展開か 22日準決勝を展望 高校野球栃木大会

 第99回全国高校野球選手権栃木大会は22日、清原球場で準決勝2試合を行う。第1試合(午前9時)はノーシード同士の顔合わせで、3年連続の決勝進出を目指す国学栃木と10年ぶりの王座奪還を目指す文星付が激突。第2試合(同11時半)は7連覇を狙う昨夏の全国王者・作新とプロ注目の本格派右腕石川翔(いしかわしょう)を擁する青藍泰斗がぶつかる。準々決勝までのデータを基に準決勝を展望した。

第1試合・展望・国学栃木−文星付

 実力伯仲の強豪同士で熱戦が期待される。

 5年ぶりに4強入りした文星付は打線に勢いがある。長打13本は4強でトップ。特に3番の葭葉幸二郎(よしばこうじろう)は、3回戦で2打席連続本塁打を放つなど計9打点。中川怜旺(なかがわれお)、高橋蓮(たかはしれん)が打率6割台と当たっている。4番の藤野孝介(ふじのこうすけ)も勝負強い。

 国学栃木は3年連続のベスト4進出。打率は3割弱だが、盗塁や犠打を使った伝統の機動力野球は健在だ。

 全試合に先発する右腕エース大須賀哲太(おおすがてった)が守りの要。140キロ台の速球と変化球を武器に、23回を投げて防御率1・96と安定している。

第2試合・展望・作新−青藍泰斗

 作新の強力打線に進化した青藍泰斗のエース石川翔が挑む。

 青藍泰斗の石川は足のけがで出遅れたが、準々決勝の石橋戦で本大会初先発し、自己最速を更新する151キロをマーク。スライダーも切れ、計12回1/3を投げて21奪三振。作新には昨秋の県準決勝で0−2で敗れており、雪辱に燃えている。6失策の守備陣がしっかりともり立てたい。


 作新のチーム打率は4割2分2厘で4強トップ。打率6割6分7厘の3番・鈴木萌斗(すずきもえと)を筆頭に、4番の中島淳(なかじまじゅん)、5番・添田真聖(そえだまさと)らが5割台と好調。盗塁13と機動力もあり、多彩な攻撃でどこからでも点が取れる強みがある。