国学栃木、仕上がり上々 全国高校ラグビー、27日高鍋(宮崎)と初戦

国学栃木、仕上がり上々 全国高校ラグビー、27日高鍋(宮崎)と初戦

 第97回全国高校ラグビー大会は27日、東大阪市の花園ラグビー場で開幕し、代表51校が熱戦を繰り広げる。本県代表で18年連続23度目の出場となる国学栃木は27日午後2時40分から高鍋(宮崎)と1回戦で対戦し、勝てば30日午前11時半からの2回戦でBシード国学院久我山(東京第2)との“兄弟対決”に臨む。今回は4年ぶりのノーシードで、吉岡肇(よしおかはじめ)監督は「プレッシャーもない。走り回って暴れ回りたい」と“打倒・久我山”を目標に掲げている。

 今チームはU17日本代表のナンバー8福田陸人(ふくだりくと)とU18候補のフッカー照内寿明(てるうちとしあき)を擁しながら、けが人が絶えなかった。前回覇者として臨んだ2月の関東新人大会で8強止まり。春の全国選抜大会にも出場できず、「不本意な上半期だった」(吉岡監督)。

 だが、高校最後の大会を前にCTB石川輝(いしかわひかる)が復帰し、ロック伊藤優作(いとうゆうさく)もベンチ入りするまでに回復。今月は茗渓学園(茨城)や昌平(埼玉)など花園出場校との練習試合で全勝し、福田主将は「交代しても力が落ちない。調子もよく、いい仕上がり」と自信を深めている。

 高鍋は7年連続25度目の出場。U18候補のロックとSHがおり、展開ラグビーを得意とする。

 国学栃木は平均体重94キロ台。相手よりも約10キロ上回り、まずはFW戦で優位に立ちたい。吉岡監督は「ボール保持率を高めて圧勝しないと。いい勢いで久我山戦に臨みたい」と自信を見せる。

 国学院久我山は花園を過去5度制した名門。国学栃木が初戦突破すれば、23度目の花園で初めての顔合わせとなる。母校で、高校2年生時の優勝メンバーでもある吉岡監督は「FWが強く、バックスは速い。相手の個に対して組織でいい勝負をしたい」と意気込む。

 司令塔のSO萩原健太(はぎわらけんた)は国学院久我山中出身。旧友たちとの対決を前に「モチベーションは誰よりも高い。落ち着いたゲームメークでFWからバックスまで一体化したい」と必勝を誓った。