城山地区に広がるサツマイモ畑=7月下旬、宇都宮市

城山地区に広がるサツマイモ畑=7月25日午前、宇都宮市

城山地区に広がるサツマイモ畑=7月下旬、宇都宮市 城山地区に広がるサツマイモ畑=7月25日午前、宇都宮市

 「園芸大国とちぎづくり」を進める県の「産地づくりモデル地域育成事業」で、宇都宮市城山・国本地区の生産組織「宇都宮北西部営農会さつまいも生産部」が県から承認を受け、取り組みを始めた。同事業の第1号案件。今季は約8ヘクタールを耕作し、3年後には10ヘクタールに拡大する計画。同部会の小野口勝仁(おのぐちかつひと)代表は「みんなが作業に慣れてくれば軌道に乗せられる」と手応えを感じている。

 強い日差しが照りつける7月下旬。部会の農家たちが青々と茂ったサツマイモ畑の畝を縫うように草むしりに精を出す。

 この地区の事業は、直売所を運営していた小野口代表が中心となり、周辺農家約20人で手掛ける。水田からの転換や耕作放棄地などを活用している。この部会では、最低でも10アール当たり12万円が手元に残るように努力している。単位面積当たりの手取り収入は、コメを上回るという。

 県は本年度、モデルとなる露地野菜の産地形成に向け、公募で計10地区・集団を選定する。同部会は4月の第1回公募に応募し、承認を受けた。6月までの公募で真岡市や小山市、高根沢町などの計9地区が承認を受けている。