ホームビジター養成講座を受講する地域の子育て経験者ら

 【那須塩原】地域の「先輩ママ」ボランティアが孤独感や子育てへの不安を抱える家庭を訪問する「ホームスタート」事業開始へ向け、市内のNPO法人「子育てほっとねっと」(西田由記子(にしだゆきこ)理事長)が準備を進めている。未就学児のいる家庭に出向いて母親の話を聞き、一緒に家事や育児をする英国発祥の伴走型の支援で、県内での実施は初めて。8月末からホームビジターと呼ばれるボランティア養成を行っており、11月の活動開始を目指している。

 乳幼児を育てる母親の不安やストレスを和らげ、児童虐待などを未然に防ぐ狙い。研修を受けた子育て経験者が1回2時間程度、訪問を希望する母親の話し相手になり、一緒に料理や買い物、公園に出掛けたりもする。全国約100の市町で行われている。

 「子育てほっとねっと」が市の委託でファミリーサポートセンター運営などを手掛ける中で、接点の少ない母親の孤立感を軽減する方法を探していたという。