山の斜面で草を食べるヒツジ

 【佐野】閑馬町の有志で組織する「里山を守る会」(星野和雄(ほしのかずお)会長)が地区内の山の斜面で、ヤギとヒツジを使った「除草作業」を行っている。約5年前に始め、今年も効果を上げている。

 柵で囲った広さ約60アールのエリアに、ヤギ2頭とヒツジ2頭を放牧している。以前はアズマネザサが高さ3メートルほどにまで生い茂り、農作物を荒らすイノシシやシカの隠れ場所となっていた。ヤギたちに食べられ、やぶはほぼ姿を消した。

 周囲に侵入防止柵を設けるなど複数の対策を続けたこともあり、農作物の被害も減っているという。

 同会メンバー、星野祐治(ほしのゆうじ)さん(56)は「ヤギたちにとってはエサを食べているだけだろうが、一定の効果を上げてくれている」と笑顔を見せていた。