約1400人が参加して行われた県と鹿沼市主催の総合防災訓練=2日午前、鹿沼市粟野総合運動公園

 県と鹿沼市主催の総合防災訓練が2日、同市口粟野の市粟野総合運動公園で行われた。行政や医療、ライフラインなどの関係機関、企業合わせて約110団体1400人が参加し、小雨の降る中、約3時間にわたり本格的な訓練を展開した。同市での開催は16年ぶり。

 県南西部に直下型地震が発生、同市で震度7を観測し家屋の倒壊や土砂崩れ、ライフラインの断絶など大きな被害が発生したと想定。今回初めて土砂災害対応訓練が加わり、医療チームによる応急手当て、ライフラインの復旧などが行われた。市内では3年前の関東・東北豪雨で大きな被害が出たため、参加者は約60の訓練メニューを本番さながらに取り組んだ。

 閉会式で佐藤信(さとうしん)市長は「行政だけの力では限界がある。関係機関の特性を生かして、早期に復旧できるよう訓練を重ねてほしい」と講評した。