那須国造碑の前で伊藤宮司から説明を聞いたぐんまちゃん(中央)と与一くん=31日午後、大田原市湯津上の笠石神社

 全国各地の歴史遺産を巡る「古代浪漫深掘りの旅」を始めた群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」が31日、大田原市のイメージキャラクター「与一くん」と共に同市湯津上の国宝那須国造碑(なすのくにのみやつこのひ)を訪れ、史跡の魅力をPRした。

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 ユネスコ「世界の記憶」(世界記憶遺産)の上野三碑(こうずけさんぴ)をはじめ、歴史遺産が豊富な群馬県が、古代遺跡を有する地域と連携して行っており、本県は3カ所目の訪問地。

 ぐんまちゃんは奈良時代の豪族をイメージした赤い衣装で市役所を訪問。出迎えた与一くんと握手を交わした後、那須国造碑をご神体とする笠石神社を訪れた。700年ごろに建立された同碑は、書道史上の日本三古碑の一つで、当時の地域社会を知る上で貴重な史料とされる。伊藤克夫(いとうかつお)宮司(69)から石碑の歴史に関して説明を受け、ぐんまちゃんはうなずきながら聞いていた。

 群馬県広報課の大山要二(おおやまようじ)さん(41)は「良い勉強になった。ぐんまちゃんもPRに気合が入ったはず」と話した。

 ぐんまちゃんはこの日、県庁も訪れ、県のマスコットキャラクター「とちまるくん」とお互いのぬいぐるみを交換するなどし、親交を深めた。今後は青森県の三内丸山遺跡や佐賀県の吉野ケ里遺跡などを巡る。