10日午前1時ごろ、栃木県足利市、会社員男性(53)方に複数人が押し入り、男性の頭を鈍器のような物で殴るなどし、現金300万円と通帳などを奪って逃走した。男性は頭や背中に打撲の軽傷を負った。足利署は強盗致傷事件として捜査している。
同署によると、男性宅は木造2階建てで、事件当時は2階で就寝中だった。侵入したのは少なくとも3人とみられる。男性の手足を粘着テープで縛って「金を出せ」と脅し、現金の保管場所を聞き出したという。
玄関脇のガラスを割って侵入したとみられる。男性は1人暮らし。男性は自分で緊縛をほどいて隣家に助けを求め、事件発生から約1時間20分後に通報した。
同署は事前に情報収集をするなどした計画的犯行の可能性があるとみて捜査している。