7月下旬、岩手県で開かれた「第23回NIE全国大会盛岡大会」を視察した。教員ら約1600人が一堂に会し、教育現場での新聞活用法を熱心に話し合った2日間。新聞制作に携わる一人として改めて身を引き締め、NIEの盛り上がりぶりに意を強くした。

 ところがその模様を特集記事で紹介したところ、読者から「『NIE』とは何か」という問い合わせをいただいてしまった。

 NIEは「Newspaper in Education」の頭文字で、教育に新聞を活用する取り組みを指す。青少年の社会性育成などを目的に米国で始まり、日本での歴史も約30年を数える。

 県内でも多くのNIE実践校が新聞作りや記事の読み比べなど工夫を凝らした授業を展開し、小紙もたびたび記事化してきた。そうしたことから説明を省いてしまったが、「NIE」の認知度はまだまだのようだ。

 来年8月には宇都宮市でNIE全国大会が開かれる。丁寧な報道で機運を高めていきたい。