【バックス新戦力】DF田中健太郎「豊富な海外経験生かす」

 人生のほぼ半分を海外で暮らした26歳のルーキー。168センチ、77キロと小柄だが「大きい選手に気持ちで負けたらそこで終わり」の言葉通り、人一倍の負けん気を秘める。

 12歳のとき、留学先のカナダでプレーを始めた。在籍したのは世界最高峰のNHL(北米プロリーグ)に多くの選手を輩出する名門クラブ。「開幕前に行うトライアウトの評価でチームが分けられる。感覚はプロと同じだった」。熾烈(しれつ)な競争の中で実力を磨いた。

 帰国後に進学した東洋大ではチーム事情により、FWからDFにコンバートされた。体の使い方やポジショニングなど基礎からやり直しを余儀なくされたが、これがプレーの幅を広げるきっかけになった。