鬼怒川のアユ釣り解禁が来年にも、現在の6月から5月に前倒しされる可能性が高まったことが29日、分かった。冷水病対策などとして県内全域の前倒しを県に求めてきた県漁業協同組合連合会(県漁連)は同日、環境が整った河川で先行させる方針を理事会で決定。実現すれば約65年ぶりの変更となる。県内アユ釣りの主要河川である鬼怒川の早期解禁で、釣り客の増加が期待されている。

 県内のアユ採捕禁止期間は、県漁業調整規則(現県内水面漁業調整規則)で1952年から「3月1日から5月31日まで(思川は5月14日まで)」と定められている。しかし、近年は解禁時期とアユ冷水病の発症時期が重なる河川が増え、釣り客から「あまり釣れない」との声が上がっていた。