「草雲の弟子」新たな作品発見 福田松琴の掛け軸、足利の旧家から

 【足利】幕末から明治にかけて活躍した市ゆかりの日本画家田崎草雲(たざきそううん)の弟子、福田松琴(ふくだしょうきん)が描いた南画の掛け軸が7日までに、新たに見つかった。市文化財専門委員会委員長の菊地卓(きくちたかし)さん(73)によると、松琴の作品は幾つか現存するが掛け軸は珍しいという。

 草雲は谷文晁(たにぶんちょう)、渡辺崋山(わたなべかざん)らの画風を学び、足利藩の絵師を務めた。松琴は本名・久三郎(きゅうざぶろう)で、旧足利町の助役も務めた。

 掛け軸は絹本彩色の南画で、市内の旧家から見つかった。