柔道の授業を安全に 矢板市教委がDVD作成

 【矢板】市教委はこのほど、中学校で柔道を学ぶ際の要点をまとめたDVD教材「安全で楽しい柔道の授業づくり」を初めて作成した。柔道経験が浅い体育教諭の指導力の向上や、生徒に見てもらうことで技術習得につなげたい考え。市内のほか、さくら市や塩谷町など塩谷南那須教育事務所管内6市町の計13校に各1枚配布した。

 矢板市内の市立中3校は、武道が必修になった2012年から授業に柔道を取り入れており、早ければ中学1年生は今月から授業がある。16年に大田原市の中学校など県内外で柔道による事故が発生したことなどを踏まえ、市教委は教諭向けの研修会を開いて事故防止に努めてきたが、より安全な指導ができるようDVDを作成した。

 DVDは約30分間で、礼法、受け身、投げ技、総括の4部構成。前県中学校体育連盟柔道専門部長で前矢板中校長の小林一正(こばやしかずまさ)さん(60)が講師を務め、同校柔道部員が実演している。礼法は座礼や正座の仕方などを指導。受け身はあおむけに寝た状態での畳の打ち方から始まり、座った状態、立った状態と段階的に習得するよう訴えている。