明治安田J2第30節は26日、各地で5試合を行い、栃木SCは熊本市のえがお健康スタジアムで熊本と対戦、オウンゴールで奪った1点を守り切り1-0で競り勝った。今季初の4連勝で後半戦は9戦負けなし。通算成績は11勝8分け11敗、勝ち点41で順位は13位のまま。
栃木SCは中盤の要、MFヘニキが累積警告で欠場。ダブルボランチの一角はMF西沢代志也(にしざわよしや)が入った。序盤から押し気味に試合を進め、FW大黒将志(おおぐろまさし)、FW西谷和希(にしやかずき)を中心に攻撃を展開したが、得点できなかった。
後半も攻勢を強める栃木SCは21分、MF岡崎建哉(おかざきけんや)からの浮き球のパスに大黒が頭で合わせたがクロスバーを越えた。28分は途中出場のFW西谷優希(にしやゆうき)が決定機を外したものの、38分にスルーパスに抜け出して右サイドから中にクロスを送ると、これが相手DFに当たってオウンゴールで先制に成功した。守ってもDF服部(はっとり)康平(こうへい)を中心に最後まで集中を切らさず、無失点で試合を終えた。
次節は9月1日午後7時から、県グリーンスタジアムで9位岡山と対戦する。