那須疏水の世界かんがい遺産登録、印南・矢板の墓前に報告

 【大田原・矢板】那須疏水(そすい)が世界かんがい施設遺産に登録されたことを記念して、明治期に疏水開削に尽力した大田原市ゆかりの印南丈作(いんなみじょうさく)(1831~88年)、矢板市出身の矢板武(やいたたけし)(1849~1922年)の子孫らが24日、両市内でそれぞれ墓前に登録を報告した。

 2人は不毛の原野だった那須野ケ原に疏水開削を計画。疏水は国直轄事業として認められ1885年開通した。この日の墓前報告は那須野ケ原土地改良区連合が子孫を招いて行った。

 印南家の菩提(ぼだい)寺、大田原市佐久山の実相院では丈作が母方の先祖に当たる那須町湯本、旅館経営広川辰也(ひろかわたつや)さん(74)が同連合役員らと墓前に手を合わせた。