慰霊碑に献花し、手を合わせる県被団協の元会員ら=25日午前、宇都宮市西川田4丁目

 本県関係の原爆死没者を悼む「第28回県原爆死没者慰霊祭」が25日、宇都宮市の県総合運動公園憩の森にある慰霊碑前で営まれた。昨年まで主催してきた県原爆被害者協議会(県被団協)が今年5月に解散し、新たな管理団体が引き継いで実施した。被爆者や遺族など参列者約90人が、これまで通りしめやかに犠牲者の冥福を祈り、反戦と核廃絶への思いを新たにした。

 県被団協は1991年に慰霊碑を建立。慰霊祭を毎年営んできたが、会員の高齢化などから解散した。これを受け連合栃木などが慰霊碑の管理と慰霊祭を引き継ぐ「県原爆死没者慰霊碑を守る会」を年内にも設立する方針で、今年はその準備委員会が主催した。