任期満了に伴う那須町長選と町議補選(欠員2)は25日投票が行われ、即日開票される。町長選はいずれも無所属新人で、前町議会議長の農業大島光行(おおしまみつゆき)氏(64)と元議長の会社役員平山幸宏(ひらやまゆきひろ)氏(55)が激しい選挙戦を繰り広げている。

 大島氏は、勇退する高久勝(たかくまさる)町長(62)の後継候補として「人口減少対策」を公約の大きな柱として地方創生に取り組むとしている。現町政から継続した一戸建ての町営住宅建設や、第2、第3子の給食費負担軽減などの若年層の定住促進、子育て支援策のほか、タブレットの全小中学校配置などの教育施策、観光・農林業などの振興による地域活性化などを訴えている。

 平山氏は、「町財政健全化」を主眼に訴え、町政の刷新を目指す。各種イベントや旧田中小跡地利用の見直しなど歳出を精査し、段階的な「給食費無料化」や「学校トイレ洋式化の加速」などの子育て支援策の財源を生み出すとする。また、那須高原や芦野・伊王野地区など、地区の特性に応じて観光や企業誘致、文化歴史遺産の調査保全などを進める公約を掲げている。

 町議補選はいずれも無所属新人の4人が立候補している。

 投票は午前7時から午後8時まで町内19カ所で行われ、同9時から同町寺子乙の黒田原小体育館で開票される。