仙禽の酒かすととちおとめを使ったグラタン(手前)

 この春、JR宇都宮駅西口近くにオープンした「さくら市発、栃木系バル」。なるべく「地産地消」を心掛けている記者にとって、気になっていた店の一つだ。

 Web写真館に別カットの写真

 店長の青木佑太(あおきゆうた)さん(27)、料理長の高橋亮太(たかはしりょうた)さん(33)はもちろん、さくら市出身。「さくらの食材のおいしさを広めたい」と、高橋さんは力を込める。

 自信作の一つが、さくらの日本酒「仙禽(せんきん)」の酒かすと、とちおとめを使ったグラタン(780円、税別)。ゴルゴンゾーラチーズの風味、酒かすの香りとコク、口の中でとろける甘酸っぱいとちおとめの何とも絶妙なハーモニー。つい口に運んでしまう、癖になる味わいだ。

 さくら自慢の豚肉を使った、さくらポークの「自家製テリーヌ」(500円)と「自家製ソーセージ」(780円)もいただく。どちらも肉の旨みがぎゅっと凝縮していて、肉好きにはたまらない。アルコール類も仙禽など栃木の日本酒をはじめ、ワインなど各種を幅広くそろえる。

 青木さんに店名の意味を聞くと、地元の言葉の「出くわす」をもじったとのこと。「多くの人との出会いを大切にしたい」との思いを込めているそうだ。皆さんもここで、さくら市の「おいしい」と出くわしてみませんか。

 ◆メモ 宇都宮市駅前通り1の2の9 シティ第一ビルB1▽営業時間 午後5時半~午後11時(ラストオーダー10時)▽不定休▽(問)028・612・5083