石造りの重厚な社殿と地元自治会の細岡さん=24日午後、大田原市加治屋

 西郷隆盛(さいごうたかもり)の弟・従道(つぐみち)を祭る大田原市加治屋の西郷神社が、注目を集めている。NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」や日本遺産「明治貴族が描いた未来~那須野が原開拓浪漫譚(ろまんたん)~」の構成文化財の一つになったことで、参拝者も増えており、「地域のPRになれば」と期待が高まっている。26日には例大祭が午前10時から行われる。

 飲食店やコンビニが立ち並ぶ国道461号沿い。緑の中に西郷神社はひっそりとある。この地を開墾し農場を営んだ従道への敬意や親しみを込め、従道が没した翌年の1903年に住民が建立した。珍しい石造りの社殿は高さ約4メートル、幅約2・5メートル。昇り竜などの彫刻が施された重厚な造りだ。