任期満了に伴う那須町長選と町議補選(欠員2)は20日告示される。町長選はいずれも無所属新人で、元町議会議長の会社役員平山幸宏(ひらやまゆきひろ)氏(55)と前議長の農業大島光行(おおしまみつゆき)氏(64)の2人が立候補を表明しており、一騎打ちの公算が大きい。投開票は25日。

 平山氏は、「財政健全化」を主眼に各種イベントや旧田中小跡地利用の見直しなどで歳出を精査し、段階的な「給食費無料化」や「学校トイレ洋式化の加速」など子育て支援策の財源を生み出すとしている。また那須高原や芦野・伊王野地区など、地区別に観光や企業誘致、文化歴史遺産保全などを進めるなど6分野33項目の公約を示し、町政刷新を目指す。

 大島氏は、勇退する現職の高久勝(たかくまさる)町長(62)の後継候補として、「人口減少対策」を公約の大きな柱として地方創生に取り組むとしている。現町政から継続した一戸建ての町営住宅建設や、第2、第3子の給食費負担の軽減といった若年層の定住促進、子育て支援策のほか、観光、農林業などの地域経済活性化など3分野24項目の公約を掲げ、町政の継続を訴える。

 一方、町議辞職に伴う町議補選の事前審査には4陣営が臨んでおり、選挙戦となりそうだ。