【那須】那須温泉旅館協同組合などは今月、国内最大級のバスターミナル「バスタ新宿」(東京)と那須温泉を結ぶ直通高速バス(1日1便)の運行を開始した。「2次交通」の充実を図ることでマイカー以外でも町観光を満喫してもらえるようにし、観光客の増加につなげるのが狙い。運行を記念して計50人が同区間を無料で利用できる「那須まで直通高速バス 無料で乗車キャンペーン」を20~30日までの計10日間(24日は除く)実施する。

 同組合などによると、これまでの高速バス「那須・塩原号」は、西那須野塩原インターチェンジ(IC)を降り、那須塩原市内を経由して運行していた。

 今回、乗車時間の短縮や利便性を高めるため、那須ICを降り直接町内に入る直通便を新設した。定員は40人で、運賃は最大で往復大人6070円(税込み)。4月からは車内に無線LAN「Wi−Fi(ワイファイ)」が整備される。

 無料乗車キャンペーンは同組合に加盟する旅館など、35施設に宿泊する人を対象に実施する。各日6人までの先着計50人で、1日から受け付けを開始しているが現在、全日で空きがあるという。宿泊予約は自身で行い、バスの乗車は宿泊予定日3日前までに同組合に電話で申し込む。

 また2次交通整備の新規事業として、4月28日~6月3日の土日祝日計15日間で「道の駅シャトルバス」を展開する。距離が離れている町内の道の駅「那須高原友愛の森」と「東山道伊王野」に足を運びやすくする。時刻は未定だが、1日3便の運行を予定。