小山市の公立中学校の男子バスケットボール部で8月上旬、顧問の30代の男性教諭が部員の腹を殴ったり、暴言を吐いたりしていたことが23日までに、同校への取材で分かった。教諭への聞き取り調査を行った同校は下野新聞社の取材に対し「不適切な指導があったのは確か」と認めた。部員の生徒らへの調査などを進め、体罰かどうかも含め判断するとしている。

 同校によると、教諭は同校体育館での練習中、部員の練習態度などに腹を立て、2年生1人に対し、手の甲で腹部を殴ったり、Tシャツの首元をつかんで強く引っ張ったりした。以前には「なめてんじゃねえぞ」などと暴言を吐いたこともあったという。

 教諭が暴力を振るっているとの情報が県教委に寄せられ、同校が教諭から複数回にわたり事情を聴いた。現在も聞き取り調査などを続けており、調査結果がまとまり次第、小山市教委や県教委に報告するとしている。

 同校は下野新聞社の取材に対し「体罰かどうかの認識や具体的な行為に対する捉え方の問題はあるが、本人はおおむね(寄せられた情報の)内容を認めている。不適切な指導だったのは間違いない」とした。部活の指導から教諭を外しているという。