北京五輪金の坂井さんが指導 ソフトボール教室に小中学生ら100人 那須塩原

 【那須塩原】2008年北京五輪の女子ソフトボールで金メダルを獲得した市在住の坂井寛子(さかいひろこ)さん(39)を招いたソフトボール体験教室が3日、くろいそ運動場で開かれ、市内の小中学生約100人が技術向上のこつなどを学んだ。

 市が昨夏に立ち上げた20年の東京五輪・パラリンピックの「事前キャンプ地誘致推進本部」の事業の一環として実施。五輪やパラリンピックへの理解を深め、競技に親しんでもらうのが狙い。

 坂井さんは金沢市出身。投手として活躍し、04年アテネ五輪の銅メダル獲得などにも貢献。結婚を機に8年前、市内へ移り住んだ。

 教室で坂井さんはストレートやスライダー、シュートなど六つの球種を披露。その後、投手の児童生徒たちを対象に指導した。

 教室に先立ちトークショーも行われた。坂井さんは00年のシドニー五輪の日本代表メンバーに入れなかった悔しさを振り返り、「負けても諦めてほしくない。挑戦し続けることが夢をかなえる第一歩」と訴えた。

 ソフトボール部に所属する大原間小2年安藤蒼波(あんどうあおば)さん(8)は「オリンピック選手はすごいと思った。坂井選手のようなピッチャーになりたい」と目を輝かせた。