県環境森林部は22日、下野市小金井地内の3井戸から基準値を超える硝酸性窒素と亜硝酸性窒素を検出したと発表した。県は井戸の所有者や周辺住民に水道水の飲用などを呼び掛けている。これまでに健康被害は確認されていない。

 県によると、県が6月に実施した地下水調査で同所の1井戸で環境基準の超過を確認。県と同市が7月に周辺の15井戸を調査したところ、他の2井戸でも環境基準を超えていた。地下水環境基準では水1リットル当たり10ミリグラム以下の基準値が定められているが、12~18ミリグラムが検出された。発生源は特定されていない。

 硝酸性窒素と亜硝酸性窒素は土壌や水、植物などに広く存在し、基準を超えた水を摂取すると酸素欠乏症を引き起こす恐れがあるという。