記念コンサートに向け、練習に打ち込むメンバーたち

 【大田原】新たな伝統文化の継承を目指し活動する「与一(よいち)太鼓」は25日、設立25周年記念コンサートを堀之内の市ピアートホールで開く。メンバーが本番に向け、稽古に熱を入れている。平山文夫(ひらやまふみお)会長(67)は「地域に根ざしたグループとして四半世紀活動してきた。多くの人に感動を届けたい」と意気込みを語る。

 18日の稽古は、わずかなタイミングのずれも見逃さない緊張感の中で行われた。メンバーは真剣な表情でばちを動かし、5尺太鼓や締太鼓の迫力ある音を響かせていた。紫塚小5年金井一葵(かないかずき)君(10)は「みんなで音を合わせて、今までで一番良い演奏をしたい」と話す。

 与一太鼓は1993年7月、「与一の里」として新たな文化を創出しようと、メンバーを募り結成した。現在は大田原を中心に小学生から60代までの約60人が所属。このほか、お囃子(はやし)部として15人が腕を磨いている。