アグネス・チャンさんが環境講演 「節約で世界に貢献」訴える 栃木

 【栃木】渡良瀬遊水地のラムサール条約湿地登録5周年を記念した講演会が17日、市大平文化会館で開かれ、歌手のアグネス・チャンさん(62)が約800人の入場者に節約や節水の大切さを説いた。

 これまで世界各国を訪れ、貧困や飢餓に苦しむ子どもたちを見てきたアグネスさん。講話では、砂漠化が深刻な西アフリカ・ブルキナファソを紹介。水たまりの水を飲んでいた子どもたちの話を挙げ「『飲まないと死んでしまう』と言われ止められなかった。彼らもいずれは死んでしまうのかと思うと夜も眠れなかった」と当時の悲痛な思いを明かした。

 また食料自給率が低い日本は、農産物・畜産物の生産に要した水の量を計算した「バーチャルウォーター」の輸入大国だと指摘。「頭を使って少しでも生活を見直せば、大きく世界に貢献できる」と訴えた。