空き家を活用、創作活動の場に 宇都宮の建築家ら

 【宇都宮】地元の若手デザイナーや作家が集い活動できる場をつくろうと、市内の建築家や学生ら有志約30人が釜川沿いの空き家を活用し、シェアオフィスとイベントスペースの整備に取り組んでいる。街なかでの創作活動を応援しようと有志により企画された。発起人で釜川周辺のまちづくりに取り組む市民団体「釜川から育む会」の代表中村周(なかむらしゅう)さん(30)は「自由な発想で使ってもらい、地域の人と一緒につくっていきたい」と意気込んでいる。

 空き家は、中央5丁目のゴールドコレクションビル4、5階。かつては住居として使われていたが、20年以上前から「廃虚」となっていた。

 今回の企画は、同ビル2階に事務所を構える建築家佐藤貴洋(さとうたかひろ)さん(37)と中村さんを中心に始動。おしゃれな雑貨店やセレクトショップが並ぶ街並みに引かれたデザイナーや作家らから、「釜川周辺で店やアトリエを構えたい」という声を受け、1月から改修を進めている。今月3日には節分に合わせて豆まきイベントを開き、整備に向けメンバーの士気を高めた。