2018年度、持ち運び可能な小型の速度違反取り締まり装置を初めて導入した県警は21日までに、実際の運用を9月中旬に開始する方針を固めた。道幅の狭い通学路や生活道路などで重点的に活用して取り締まりを行う。

 住宅街の生活道路は徒歩や自転車の住民が行き交う一方、幹線道路の抜け道として使う車が制限速度をオーバーして走るケースが少なくない。だが、狭い場所では違反車両の停止場所を確保できず、取り締まり対応が難しかった。

 このため県警は18年度、小型で移動式の取り締まり装置1台(1080万円)を導入した。この取り締まり装置は、設置する三脚を含めた高さが約1メートルで重量は約30キロ。持ち運びが簡単で、設置場所を柔軟に変えることができる。

 レーザー光で速度を測定し、制限速度を超過した車のナンバーなどを撮影。後日、運転者を呼び出して違反切符を交付する。

 県警交通機動隊と県内の各署が連携し、9月中旬から県内全域で運用する。通学路や抜け道を中心に、朝の通学時間帯での活用がメインになるという。