司馬遼太郎さんを追悼 ゆかりの佐野で「菜の花忌」

司馬遼太郎さんを追悼 ゆかりの佐野で「菜の花忌」

 【佐野】市ゆかりの国民的作家司馬遼太郎(しばりょうたろう)さんを追悼する第3回「菜の花忌」が11日、寺中町の植野地区公民館で営まれた。

 太平洋戦争末期、司馬さんは戦車連隊の小隊長として現在の植野小に駐屯し、22歳の時に終戦を迎えた。後に自身の小説を「22歳の自分自身に向かって書いた手紙」と語るなど、佐野は司馬文学の原点となった地で、2009年に市民有志が同公民館に文学碑を建立。「菜の花忌」は没後20年の16年から、司馬さんの命日である2月12日の前日に行われている。

 この日は実行委員会のメンバーや市議、地元県議、市民など約50人が集まり、碑前に菜の花を献花した。