「ロボット博士」が未来社会を語る 宇都宮市陽西中でキャリア教育

 【宇都宮】陽西中は5日、2年生の立志式に合わせ同校でキャリア教育講演会を行った。「ロボット博士」として有名な千葉工業大未来ロボット技術研究センター所長の古田貴之(ふるたたかゆき)さん(49)が「ロボット技術と未来社会」と題して講演し、諦めないことの大切さを生徒に訴えた。

 古田さんは、東京電力福島第1原発の建物内部調査を行うロボットなどを開発。東京五輪に向けたプロジェクトにも参画している。

 この日は生徒参加型の講演を展開。人工知能を搭載したボクサーロボットと生徒が動かすロボットを対戦させたり、自身が開発した4本足ロボットの画像を紹介したりしながら、ロボットの現在と将来の活用について語った。

 講演後、生徒を代表して2年の鈴木駿平(すずきしゅんぺい)さん(13)と北村瑛倫香(きたむらえりか)さん(14)が古田さんに質問した。「ロボットはどういう存在か」という質問に、古田さんは「ただの道具」と即答。驚く生徒たちを前に「ロボットは手段で、使うことで良い世の中にすることが目的」と述べ、最後に「自分の人生は自分のもの、諦めない限り挫折はない。人生を切り開いてほしい」と締めくくった。