炎症性腸疾患は消化管に慢性的に炎症を来す疾患で、指定難病です。炎症が主に大腸に起きる潰瘍性大腸炎と、全ての消化管に起きるクローン病に大きく分けられます。炎症性腸疾患は大人に多い病気ですが、子どもでもまれではなく、近年は増えてきていると言われています。

 下痢、血便といった消化管の症状が慢性的に続くことで気付き、消化管内視鏡検査を行うことで診断されます。これらの症状は感染性腸炎などさまざまな病気でも見られる症状ですが、体重が減ってしまうような下痢、寝ているのに下痢や腹痛で起きてしまう、血便などの消化器症状が続く場合は、炎症性腸疾患の可能性も考えていく必要があります。

 

 

 

残り:約 419文字