【栃木】市が設計の見直しを検討している文化芸術館(仮称)について市教委は21日、総事業費を35億円にまで縮小する方針を明らかにした。従来設計の約42億7千万円から2割程度削減する。展示室は全国巡回展が開催できる規模を確保する一方、市民向けのスペースなどは近隣施設を活用するなどし対応する。2019年度冬季の着工を目指し、今後設計の検討に取り組む。

 市教委が同日開かれた市教委定例会で示した。

 今回の見直し方針は、6月に開かれた市文化芸術施設等整備検討審議会の意見を踏まえた。

 展示室の床面積は、巡回展の平均規模となる合計約800平方メートルを目安とした。6月の同審議会では、市教委が約500平方メートルとする考えを示したが、委員から「開催できる巡回展が限られる」などと異論が続出したため、規模を拡大した。