鎌倉時代に幕府の要職を務めた宇都宮(うつのみや)氏の動向を紹介する宇都宮市教委主催の企画展「鎌倉殿と宇都宮氏」が、宇都宮市竹下町のとびやま歴史体験館で開かれている。放映中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では主要な御家人の13人に入ってはいないが、執権北条(ほうじょう)氏とはつながりの深い宇都宮氏。源頼朝(みなもとのよりとも)との縁や、幕府を支えた歴代の当主らをパネルや出土品で紹介している。11月6日まで。
頼朝と縁のあった宇都宮氏の当主は朝綱(ともつな)。1189年、頼朝は弟の義経(よしつね)をかくまっていた奥州・藤原(ふじわら)氏を追討するため、大軍を率いて北上した。朝綱とその子の業綱(なりつな)が加わっていた。
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