東京商工リサーチ宇都宮支店が20日までにまとめた2017年県内増収増益企業増収率ランキングによると、調査対象(売上高5億円以上など)1471社のうち増収増益だったのは485社で前年から2・1%(10社)増えた。2年連続の増加となり、同支店の担当者は「国内の景気拡大や地方経済の底上げが中堅企業の業績にも寄与したと思われる」と分析している。

 17年1~12月期決算を基に集計した。調査対象企業全体に占める増収増益企業の割合は前年比0・6ポイント減の32・9%だった。

 業種別で見ると、個人消費の回復などから販売業が133社と3年ぶりに最多となった。ここ数年、不振だった反動もあり、前年比20社増と大幅に伸びた。次いで自動車業界を中心に受注が伸びた製造業が3社増の130社となった。

 2期連続1位だった建設業は東京五輪関連の特需や災害復旧工事が一服し、6社減の128社。サービス業を主体とするその他業種は7社減の94社と5年ぶりに100社を割り込んだ。