認知症サポーター1万人突破 大田原、想定より早く

 【大田原】市内で認定された認知症サポーターがこのほど、累計1万人を突破した。2008年度に市が設置した「市キャラバン・メイト連絡会」の活発な活動による養成講座の開催などが奏功したとみられ、市の想定より早いペースでサポーターが増加している。市はより専門的な講座を開講するなど、さらなる認知症患者に対する支援体制の拡充を図っている。

 認知症サポーターは、認知症患者やその家族の見守り役となる。キャラバン・メイトと呼ばれる研修を受けた人が講師を務める市主催の養成講座を受講することで認定される。

 市は05年度から養成講座を開講。3年ごとに市が設定するサポーターの目標人数は本年度で7300人だった。ところが本年度当初で既に8475人と目標を超え、昨年12月上旬に1万人を超えた。

 市は08年にキャラバン・メイト同士が情報交換できる連絡会を設置。講座に関する相談などができるため活動しやすくなる利点があり、講座の活発な開講に結び付いている。

 また11年度から小中学校、14年度からは地域住民による高齢者見守り隊での講座開講も本格的に開始。毎年一定したサポーターの増加を後押ししている。