ゴミ捨て対策に花壇整備 小山北桜高生が新4号交差点に

 【小山】国道沿いのごみを減らそうと、小山北桜高と国土交通省宇都宮国道事務所は鉢形の新4号国道鉢形北交差点ランプ部に花壇を整備した。同校生徒がボランティアで清掃活動を行う中、ごみが一向に減らないことから同校が提案した。同事務所によると、ごみ捨て対策を目的に花壇を設置するのは同事務所管内で初めてといい、「地域の学校が自発的に取り組んでくれることはありがたい」としている。

 同校は15年以上前から年2~3回、環境美化委員会を中心に同校周辺のごみ拾いを行っている。しかし、清掃後1週間もたたないうちに空き缶やペットボトルなどのごみが捨てられている状況が続いていた。そこで同委員会で話し合い、花を飾る案が出た。

 同事務所は提案を快諾、同校に資材を提供した。整備された花壇は幅60センチ、長さ30メートル、高さ30センチ。造園土木科土木コース3年の8人が路面を測量、勾配や排水なども考慮し基礎のモルタルにブロックを配置した。同コースの関口凌(せきぐちりょう)さん(18)は「寒い中、ブロックを水平に積むのが大変だった」と振り返る。

 花壇は約1カ月半で完成し、昨年12月中旬、園芸科学科の生徒がパンジーと葉ボタンを植えた。今月上旬には同校生徒が考えたデザインと標語を用いた看板も設置。ごみ捨て防止を呼び掛けている。