40回目のどんど焼き 郷土愛育む伝統行事「山の神」 益子

 【益子】小泉の町南部憩い館周辺の畑でこのほど、子どもの無病息災などを願うどんど焼き「山の神」が行われた。少子化に伴いどんど焼きなどの伝統行事が激減する町内にあって、山の神は40回目の節目。子どもたちが郷土愛を育む機会として定着している。

 地区の子ども会に当たる小泉梅ケ内育成会が、戦前に行っていたとされる同様の催しを1970年代後半に復活させたのが始まり。育成会の高浜純也(たかはまじゅんや)会長(47)は「地元を出た人がふと思い出して帰るきっかけになっている」と話す。

 今回は近隣住民や、消防団の団員ら約50人が当日朝から、竹やカヤなどを縄でくくり、約17メートルのやぐらを設置した。午後5時半ごろからの本番には約100人が参加。小学生らがたいまつから点火したやぐらが、バチバチと大きな音を立てて燃え上がる様子に見入った。