栃木工業高、生徒がタイで車いす修理 学んだ技術、海外で生かす

 【栃木】栃木工業高生がタイで車いすの修理などを行う恒例のボランティア交流研修がこのほど、9日間の日程で行われた。

 工業高生としての技術を生かした国際貢献活動として1990年にスタート。近年は日系企業訪問など新たな活動を加え、毎年実施している。25回目の今回は1~3年の男女9人と引率者4人が12月3~11日に同国北部のペッチャブーン県などを訪問した。

 車いすの修理は、同県内の国立病院で、院内で働く義足作りの技師6人と一緒に3日間にわたり実施した。生徒たちは、さびや壊れが著しい車いすに戸惑いながらも29台を修理。日本で修理した9台を寄贈した。

 リーダーの情報技術科3年柏崎倫(かしわざきりん)さん(17)は「目標は20台だったが29台直せた」と満足顔。引率した飯野倫行(いいのともゆき)教諭は「毎日少しずつ、生徒全員が成長していくのが分かった」と話した。