子どもの急な病気やけがの相談に看護師が対処法を助言する「とちぎ子ども救急電話相談」の2017年度の相談件数が前年度比2148件増の2万1821件に上り、初めて2万件を超えたことが19日までに、県保健福祉部のまとめで分かった。子どもの急病などの相談窓口として、認知度向上が進んだとみられる。大人版の「とちぎ救急電話相談」の17年度相談件数は1842件だった。両事業とも、不要な救急搬送の抑止、医療機関の適切な受診などに効果があったとみられる。

 子ども版の相談内容は「発熱などの急病」が67%の1万4656件、次いで「けがなどの事故」が21%の4496件、「その他」が12%の2669件だった。相談対応は「様子を見る」が52%の1万1250件で、「医療機関に行くように勧めた」は11%の2290件にとどまった。

 子ども版は05年度に運用を開始。同部によると、14年12月から相談時間を大幅に延長した結果、利用者が急増。その後の周知活動が件数増加につながったとみている。

 救急電話相談の子ども版は電話#8000または028・600・0099、大人版は#7111または028・623・3344。