LRT着工「年度内に」 宇都宮市長、会見で改めて決意

 【宇都宮】佐藤栄一(さとうえいいち)市長は4日の新春記者会見で、芳賀町と進めている次世代型路面電車(LRT)事業について、本年度内の着工を目指す考えを改めて示した。市を代表する観光拠点として大谷地区周辺の振興を図るため、飲食・宿泊施設の立地に向けた開発許可基準の弾力化に取り組む方針も明らかにした。

 佐藤市長は会見で、今年は市のまちづくりの指針となる第6次市総合計画がスタートする「船出の年」と位置づけ、同計画に掲げる「子育て・教育」や「魅力創造・交流」「交通」など6分野での「未来都市」の実現のため、「全身全霊でまちづくりに取り組む」などと抱負を述べた。

 LRT事業については、国の工事施行認可を早期に得て、「年度内着工を何とか目指したい」と述べた。2022年3月の開業に向けて、JR宇都宮駅東口の整備推進や、LRT先進地である富山市への市民見学会などを通した理解促進活動などに努める姿勢も示した。

 LRTの車両デザインは、いくつかの案を提示した上で市民による投票で選ぶとし、「誰もが愛着を持てるLRTを市民と共に作り上げる」と語った。