思川左岸の藪の中に設置されたセンサーカメラ=7月25日午後(県自然環境課提供)

 鳥獣害による農作物被害が高止まりする中、県は本年度、小山市内の思川河川敷でイノシシを捕獲する実証実験に乗り出している。同市郊外の農村地帯、飯塚・小宅地区周辺の河川敷に広がるやぶには、数年前から多くのイノシシが住みつき、農作物被害が拡大。県は6月にセンサーカメラを設置し、今後20基のわなを仕掛けて河川敷での効率的な捕獲方法を探る。

 「このままではイノシシが住宅街に入ってきてもおかしくない」。7月中旬、同市の飯塚文化伝承館で開かれた学習会。アドバイザーとして派遣された鳥獣管理士が、集まった飯塚地区の住民に警告した。